
特別講演・トークセッションご登壇

クラスター株式会社
代表取締役CEO
加藤 直人氏

筑波大学
デジタルネイチャー開発研究センター長
落合 陽一氏
- 開催日時
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2025年6月9日(月)
13:30 - 17:30 開場 12:30(予定)
- 会 場
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TODA HALL &CONFERENCE TOKYO
ホールA、ホールB、ホワイエ - 定 員
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会場:
300名、WEB配信:500名 - 開催方法
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ハイブリッド形式
WEB配信:Zoomウェビナー
※会場は定員に達しましたので、申込みを締め切りました。
OVERVIEW
開催概要
防災×デジトラ ~デジタルでまちを守る~
SIP第3期課題「スマート防災ネットワークの構築」では、先端ICT、AI等を活用した「災害対応を支える情報収集・把握の高度化」と「情報分析結果に基づいた個人・自治体・企業による災害への対応力の強化」の研究開発に取り組んでいます。
このシンポジウムでは、デジタル技術の最前線で活躍する専門家と共に、“デジトラ”によって変わる防災の姿や、目指す安全・安心な社会の未来像を探ります。
- 開催日時
- 2025年6月9日(月) 13:30 - 17:30 開場12:30(予定)
- 会場
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TODA HALL &CONFERENCE TOKYO ホールA、ホールB、ホワイエ
〒104-0031 東京都中央区京橋一丁目7番1号 TODA BUILDING 4階 - 開催方法
-
ハイブリッド形式
(会場:TODA HALL&CONFERENCE TOKYO WEB配信:Zoomウェビナー) - 申込み方法
- 参加申込フォームからお申込みください。
- 主催
- 内閣府、国立研究開発法人防災科学技術研究所
- 協力
- 防災DX官民共創協議会、
防災コンソーシアムCORE - 後援
- 総務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省
HIGHLIGHTS
シンポジウムの見どころ
13:40~14:20
特別講演
デジタル技術の最前線で活躍するお二方の専門家が、デジタル技術が拓く未来像についてお話しします。

「デジタル技術でまちを作る、メタバースの現在と未来」
加藤 直人
クラスター株式会社 代表取締役CEO
【プロフィール】 京都大学理学部で、宇宙論と量子コンピュータを研究。同大学院を中退後、約3年間のひきこもり生活を過ごす。2015年にVR技術を駆使したスタートアップ「クラスター」を起業。2017年、大規模バーチャルイベントを開催することのできるVRプラットフォーム「cluster」を公開。現在はイベントだけでなく、好きなアバターで友達と集まったり、オンラインゲームを投稿して遊ぶことのできるメタバースプラットフォームへと進化している。2018年経済誌『ForbesJAPAN』の「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出。同じく2022年、2023年には「日本の起業家ランキング」のTOP20に2年連続で選出。著書に『メタバース さよならアトムの時代』(集英社/2022年)

「デジタルネイチャーの可能性と未来の防災」
落合 陽一
筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター長
【プロフィール】 筑波大学でメディア芸術を学び、東京大学大学院学際情報学府にて博士号取得。応用物理、計算機科学を専門とし、研究論文は難関国際会議Siggraphなどに複数採択。現在、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長/図書館情報メディア系准教授・ピクシーダストテクノロジーズ(株)代表取締役会長CEO。内閣府、厚労省、経産省の委員、2025年大阪・関西万博のプロヂューサーとして活躍中。
14:30~15:20
トークセッション
コーディネーターが、特別講演のお二方、当課題のプログラムディレクター、サブ・プログラムディレクターと共に、”デジトラ”が防災の姿をどう変えていくのか、様々な角度から熱いトークを繰り広げます。
「防災 ✕ デジトラ ~デジタルでまちを守る~」
【コーディネーター】
入江 さやか
松本大学 地域防災科学研究所 教授
【スピーカー(五十音順)】
落合 陽一
筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター長
加藤 直人
クラスター株式会社 代表取締役CEO
楠 浩一プログラムディレクター
東京大学 地震研究所 災害科学系研究部門 教授
重野 寛サブ・プログラムディレクター
慶應義塾大学 理工学部情報工学科 教授
16:00~17:30
クロスコミュニケーション
「観る」「触る」「体験する」をキーワードに、最先端の研究開発を紹介します。参加者の皆様は、展示や研究者との交流を通じて、安全・安心な社会の未来像を体験することができる場となります。
16:00~17:30
SIP防災萌芽技術ピッチ
気鋭の研究者が、最先端の萌芽技術を短時間で紹介します。自治体、企業の皆様が抱える防災DXの「ニーズ」と研究開発段階の「シーズ」を連携させ、未来の防災ビジネスを共創できる場となります。
SIP防災萌芽技術ピッチ
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ピッチ①
A: 即時災害状況把握
マルチセンシングデータの常時解析・可視化・共有システム「SIP4D-Sens」
取出 新吾
防災科学技術研究所 社会防災研究領域 総合防災情報センター 副センター長衛星データ・家電データ・人流データなど、災害時に取得される様々な情報を集約し、すぐに利用できる形式に変換して災害対応機関等に提供する、マルチセンシングデータ常時解析・可視化・共有システム「SIP4D-Sens」をご紹介します。
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ピッチ②
A: 即時災害状況把握
AIoT家電を活用した「フェーズフリー防災」
佐藤 浩司
シャープ株式会社 Smart Appliances & Solutions事業本部 Smart Life事業統轄部 戦略推進部日常使いの家電を災害時にそのまま活用する、フェーズフリー防災。その取り組みを、家電所有者の被災状況を把握するための「家電利用ログデータ」の活用と、家電所有者に対して避難等の行動を促す「発話機能」を例にご紹介します。
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ピッチ③
A: 即時災害状況把握
人工衛星と家電で支える防災ソリューション「宇宙(ソラ)× Eye(アイ)」
栗原 康平
三菱電機株式会社 防衛・宇宙ソリューション事業部三菱電機は、社会課題解決を目指して、人工衛星の観測データを使ったソリューションを提供しています。この度、家電IoTデータとの連携により、「PHASE FREE AWARD2024」を受賞しました。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/0926-b.html -
ピッチ④
E-1-1: 都市インフラデジタルツイン化
災害時の損傷箇所推定技術「高詳細デジタルツイン」
堀田 渉
大成建設株式会社 原子力本部 先端解析技術部 室長現実空間とサイバー空間を融合した高詳細精細デジタルツインによる4Dシミュレーション技術で、重要インフラ施設における災害復旧の迅速化や維持管理の高度化を目指します。
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ピッチ⑤
A: 即時災害状況把握
災害時の構造物センシングデータ収集技術「多リンク系ドローン」
岡田 慧
東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 教授多リンク系ドローンという、これまでにない全く新しい作業飛行ロボットを使って、災害時の構造物の被害について詳しく調査することが可能です。
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ピッチ⑥
C: 災害実動機関活動支援
被災地での効率的な情報収集・共有技術「X-FACE」
坂野 寿和
株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 波動工学研究所 所長実動機関(自衛隊・消防・警察等)が活動する被災地での過酷な現場環境下でも災害情報等の収集・共有などを可能にするX-FACEという概念の元、システム開発に取組んでいます。X-FACEの一実現形態として、通信途絶環境下でも災害情報をハンズフリーで収集・自動解析し、現場活動の負荷低減を目指します。
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ピッチ⑦
C: 災害実動機関活動支援
災害訓練シナリオの生成技術「DSG-SIM」
市川 学
芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科 教授DSG-SIMとは、仮想災害シミュレーターであり、土砂災害やインフラ被害の発生箇所、各指定避難所の避難者数を擬似的に算定できます。 算定は、確率要素を考慮し様々なシナリオごとに異なる被災状況が生成可能。自治体や保健所の訓練企画者の支援ツールとして実装を目指します。
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ピッチ⑧
B: 個人・企業の適切な災害対応
リスク情報による防災行動の促進に向けた「共創型水防災訓練」
山田 朋人
北海道大学 大学院工学研究院 教授「リスク情報による防災行動の促進」に関する研究内容の全体像を説明します。その開発技術である共創型水防災訓練により、住民・自治体の防災力の向上を促します。
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ピッチ⑨
B: 個人・企業の適切な災害対応
企業での気候変動対策の促進に向けた「気候変動適応e-learning」
岡 和孝
国立環境研究所 気候変動適応センター 気候変動影響観測研究室 室長気候変動の現状と将来、企業の事業活動に与える影響など、基礎から実用的な情報を網羅したe-learningで企業の気候変動適応対策とそのための人材育成を促進させます。
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ピッチ➉
E-1-1: 都市インフラデジタルツイン化
防災デジタルツイン自動作成技術による「次世代型防災情報(NX-HM)」
大石 哲
神戸大学 都市安全研究センター 教授現実空間とサイバー空間を融合した防災デジタルツインの自動作成システムから出力される次世代型防災情報(NX-HM)で、災害時の適切な意思決定や行動変容を促します。
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ピッチ⑪
B: 個人・企業の適切な災害対応
低コスト渇水リスク評価技術「全球水環境Webmapシステム」
多田 和広
株式会社地圏環境テクノロジー 専務取締役兼開発部マネージャーTCFD(気候変動に関連する企業の財務情報の開示を推奨する国際機関)やTNFD(自然資本に関連する企業の財務情報の開示を推奨する国際機関)などの渇水リスク評価を低コストで実現する水環境解析モデルをご紹介。
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ピッチ⑫
D: 利水・治水の融合
全国の河川を対象にした洪水モデル・気候モデルによる「確率流量データセット」
佐山 敬洋
京都大学 防災研究所 防災技術政策研究分野 教授全国を対象に適用した洪水モデル(RRIモデル)に、最新の気候モデルから出力された多数の降雨イベントを入力して作成した洪水流量のデータセットを作成・公開します。現在、水文データが存在していない中小河川の氾濫リスク評価などへの応用が期待されます。
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ピッチ⑬
D: 利水・治水の融合
農村部水路に対応した「浸水深見える化システム」
吉永 育生
農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門 水理制御グループ長農村は小規模な水路が多く、水田は浸水する可能性が高くなっています。この特徴に対応した、水路等の水位をリアルタイムで可視化するシステムを開発しています。操作はWebブラウザで行い、数時間先の水位の予測結果も表示することができます。
CPD プログラム

〇会場参加の方:
参加証明書(様式)に必要事項を記入・印刷の上、会場受付にお申し出ください。
ご来場時に受付にて、顔写真入り身分証明書をご提示願います。ご持参のない方への受講証明書の発行は、一切行いませんので、ご注意願います。
〇オンライン参加の方:
参加証明書(様式)に必要事項を記入の上、シンポジウムの所見(100文字以上)を添え、sip3_symposium*bosai.go.jp(*を@に置き換えてください)にお送りください。受講確認後、参加証明書をお送りいたします。
〇参加証明書(様式)はコチラ。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。 他団体が運営するCPD制度に関する内容については回答いたし兼ねます。